庭は、眺めるためのものではありません。第二のリビングとも言われるほど、アイディア次第で素敵な空間にできるはずです。家族や友人と余暇を過ごすための、オアシスのような快適な庭を造ってみたいですね。今回の記事では、とても参考になる庭のアイディアを9選お届けしたいと思います。色や照明、ガーデニングなどの素晴らしいヒントをきっと見つけられることでしょう。
庭の壁はプライバシーを守るためのもの。ゆったりとしたプライベートな時間を過ごすのには欠かせません。しかし殺風景すぎる壁も困りもの。そんな時は、壁を緑で覆ってみましょう。壁に囲まれて過ごすより、緑に囲まれて過ごした方が、気分が良いですね。こちらの庭は、ブラジルの建築家、Stefani Arquiteturaが手がけました。
屋外だって、まるで室内のように誂えることができるはず。もし庭に十分なスペースがあるのなら、思い切って、庭をリビングにしてしまいましょう。家族や友人たちに喜ばれることはもちろん、あなたが一番気にいるはずです。
照明はそれぞれ空間の雰囲気を左右する重要な要素で、室内のどの部屋にも大切なポイントです。それは屋外である庭でも同じこと。ライトアップしたいポイントを決めて、照明の場所や明るさを選ぶと良いでしょう。
最近注目の集まるバーティカル・ガーデン。縦方向の面積を活かすので、あまり場所をとらずにグリーンを増やせる嬉しい方法です。縦方向を生かしたガーデニングには他にこんなものもあります。
パーゴラを使って、庭に特別な空間を作ってみるのも良いですね。日差しよけのカーテンをかけても優雅です。また、屋根は雨よけになるので、雨の日にも屋外ライフが楽しめます。
もし傾斜面に住んでいたり、丘の上の立地だったりする場合は、せっかくですから、周りの景色が楽しめるようなレイアウトを選びましょう。自分が気に入った景色が見える位置にアームチェアを置いてくつろぐと、存分に癒されそうです。
プールサイドでバーベキューをしたり、降り注ぐ太陽の下でペットと昼寝をしてみたり、もしくはスポーツを楽しんだりと庭の可能性には終わりがありません。お気に入りの、夢のような庭さえあれば、もう旅行に出かけたくなくなるかも?
内と外の境界線を曖昧にしてしまえば、室内の生活空間に広がりがもたらされ、また外の空間も居心地の良いものに。こちらの写真では、家と外との中間が温もりのある色の照明でライトアップされ、とてもフレンドリーな雰囲気です。
オープンスプランの室内のように、庭だって多機能にできるはず。こちらのラスティックな庭には、プールというエンターテイメントエリア、その横のデッキはベッドスペース、そのほか、ソファが置かれたリビングエリア、それにテーブルと椅子が並べられたダイニングもある、多機能な庭です。