庭を作るための6つの簡単なアイデア

K.Matsunaga K.Matsunaga
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家は自然や庭と融合してさらに魅力ある空間が生まれます。外観はもちろん、そこで暮らす住まい手が庭を通して心安らぐ場所となるでしょう。四季折々の変化する姿は暮らしに彩りを与え、自然の息吹は心地良い香りや視覚的な刺激をもたらします。自然に寄り添う庭を形作るための6つの方法を見てみましょう!

水を使うといつも良く見えます

庭を綺麗に維持するためには、水が欠かせません。水は庭の植物にきらめきを与え、瑞々しく豊かな姿を見せてくれます。水やりのしやすさや、水栓の場所も不便でない気軽に使える場所が望ましいです。庭をより効果的に使うため、水やりのほかBBQなどのレジャーやアウトドアでの兼用ができる設えにするのもひとつの方法です。建築前には、どのような形や方法、場所にするかを建築家と相談しておくと安心です。

自然からなるフェンスを加える

空間を遮る方法は、塀を設けたりフェンスを使ったりという人工物を用いることが多くありますが、低木や植物を植えて自然が作るフェンスを育てるのも一つの方法です。背の高く伸びる植物はボリュームがなくても空間を分けるシンボルにもなり、ハーブなど育てやすく茂みになりやすい植物とのコンビネーションも効果的です。緑が豊かになると、まるで森の中にいるような心地良さも生まれます。

低木の植物

木には、すくすくと上に育つものもあれば、低木で横にボリュームを増す育ち方のものもあります。季節によって葉が落ちるものや花が咲くもの、水をよく必要とするものと個性もさまざま。背の高い木は家をよく映えさせる効果があり、低木は庭のレイアウトや目隠しがわりにと活躍します。庭を豊かに計画するには、低木をうまく使うとユニークなプランになるでしょう。

高さのバラエティ

植物は自然のものですが、種類によって成長速度は異なります。植物や木々の高さが豊かであると、視覚的にもボリューム感を楽しむことができるでしょう。周囲を囲む低木やハーブなどの低めのもの、シンボル的な存在の背の高めのもの、土の足元を隠す地面に植えるもの、さまざまなバラエティに富んだ庭はオリジナルの豊かさと彩りを演出します。メリハリのある種類を選び、どのように育つかを把握しながら育ち具合によって形を整えていくのがおすすめです。

小道を計画する

広大な芝生の庭も素敵ですが、ある程度広さがある場合には植物や足元のステップを計画して小道を作るのもおすすめです。散歩ができる道筋をつくることで、より庭と触れ合う機会も増え、歩きながらたくさんの発見や彩りが見られるきっかけとなるでしょう。入り口からエントランスまでの道や、和室の外などほんの少しの道でも演出によって庭の魅力がぐっと増します。

フェンスの場所

ときにはどうしてもフェンスや塀を設けなければいけない場合もあるでしょう。フェンスの素材や色、存在感は家とのバランスを決定づける重要な要素です。庭のプライバシーを確保し、庭の演出を左右するポイントになるので、単純にコストだけでは比べられないかもしれません。家の外からと中から見た様子や、素材の持つ特徴を見ながら場所や高さ、幅を検討します。場合によってはDIYでウッドフェンスやペイントに挑戦してみるのも面白い方法です。

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