コンパクトに、おしゃれに。キッチンにバーを付けてみよう

Aya F. Aya F.
Home Bar, Nick Clarke, Cabinet Maker & Designer Nick Clarke, Cabinet Maker & Designer Classic style wine cellar
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キッチンは家によってサイズも形もさまざま。家族の人数によっても台所やダイニングの形態は変わってきますよね。コンパクトな家では、ダイニングスペースを別に設けることが難しいことも。逆に大きな家ではダイニングも用途によって使い分けることもあります。今回はキッチンにバーを付けてみよう、と題してバーカウンターをいろいろご紹介します。コンパクトでスタイリッシュなダイニング、目指してみませんか?

オープンキッチンに一段下げたテーブルでゆったりダイニングバーっぽく

一人暮らし、または二人暮らしでは、台所もダイニングもそれほどサイズは必要ありません。コンパクトにまとめるためにも、台所のレイアウトはきちんと考えたいところ。こちらは東京都の建築家・松島潤平建築設計事務所の手がけたリフォームマンション。II型のオープンキッチンは、収納場所も多くて使い勝手もよさそうですね。小ぢんまりとまとめるべく、オープンキッチンのワークトップから少し下がった位置にダイニングバー風にテーブルが設置されているため、足が宙に浮くことなくゆったりとくつろいだ気分で食事ができそうです。

Photo: Kenta Hasegawa

コンパクトな一人暮らしキッチンにはバーがスタイリッシュ

こちらも一人暮らしのワンルームマンション。真っ白な壁にシンプルな形のオープンキッチンが、まるでおしゃれなダイニングバーのようです。ダイニングテーブルは、ワークトップとフラットにつながる形でありながら、足元にもしっかり余裕があるデザインになっているため、膝が台にぶつかることもなさそうです。テーブル下にはバッグが掛けられる仕様で、朝出かける前の準備もスムーズに進みそうですね。

お酒好きの憧れ!自宅に飲酒のためだけのバーカウンター

お酒好きで家飲みすることが多い人には、酒蔵を持っておられる方もあるのでは?一人でちびちび飲んでみたり、友達と集まってパーティをしてみたりと、お酒を楽しむためだけの大人の空間が家にあるとゆったり楽しめそうですよね。こちらのお宅には、ホームバーが作られており、壁にはワインが所狭しと貯蔵されています。カウンターまであってとても本格的!お店よりもお金をかけずに気の置けない仲間と夜更けまで騒げそうですね。

ワークトップとフラットにつながるダイニング

料理好きで友達を招くことが多い方にとっては、台所とダイニングとの位置関係はとても重要なのではないでしょうか。料理をしながらお客さんをもてなしたりタイミングを見計らったりすることを考えると、キッチンとダイニングはフラットにつながっているとスムーズですよね。こちらのお宅では、ワークトップとダイニングテーブルがフラットにつながっていながらも、ゆったりと座れるようにダイニング側の床が底上げされています。厨房側にはバースツールが置かれているので、料理風景を間近で見ながらドリンクを飲んだり会話をしたりといろんな形で楽しめそうです。

作業台の一部をダイニングに

広い家では、ダイニングも朝食や軽食用と団欒を楽しむテーブルとで分けることもあるかもしれません。例えばこちらのキッチン。広々としたワークスペースに向かい合うようにバースツールが三脚収納されています。朝の慌ただしい時間や家族が揃わない時間帯の食事は、この場所で手早く済ませ、家族団らんでのゆっくり楽しむ食事は大きなテーブルを囲むというように決めると、一日の流れができて頭の切り替えもうまくいきそうですね。

キッチンと対面式のバーで会話も弾む

子どものころ、台所で料理が作られていく様子を、まるで魔法を使っているかのように思いながら見ていた記憶、ありませんか?いろいろなものに手が加えられ、混ぜたり煮たり焼いたりして、おいしそうなものができていくプロセスは、大人になっても見ていて楽しいものです。こちらのキッチンは、そんな様子を楽しめる対面式のバーがついています。家族であれ友達であれ、料理を挟んで会話が弾むようすが目に見えるような厨房ですね。

カウンターについてはこちらの記事でも紹介しています。

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