どんな棚がうちの家に合いますか?

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MIMIC -shelf-, Kairi Eguchi Design Kairi Eguchi Design
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家の中を片付いた状態に保っておくのは、毎日のことですし、忙しい日常の中では大変ですね。そのためには、何をどこに片付けるか、物を増やした時点で決めておくのが賢明です。そして整理整頓を潤滑に行うには、空間に合った収納スペースが必要です。色々ある棚の中でも、今回はスタンドシェルフを取り上げ、選ぶポイントをご紹介します。家のインテリアに合った素敵な収納家具があると、片付ける楽しみも増すことでしょう。

どこに置くか?

まずはどの部屋に収納スペースが必要かを考えてみましょう。例えばキッチンに棚を置くとしたら、食事の支度など動きの多いスペースなので、なるべく生活動線を遮る位置は避けた方がいいですね。また、他の部屋であっても自然光を遮る場所はやめておいた方がいいでしょう。そう考えると、たいていの場合は棚は壁に沿っておいた方がいいですね。フランスのデザイナー、CONCEPTS BY CATHERINEが提案するこちらのスタンドシェルフは、加工されていない流木のような木材がナチュラルで、お勧めしたいアイテムの一つ。ライトも付いており、地中海、北欧などいろんなスタイルのリビングに合いそうですが、廊下などにおいても、インパクトがあって良いのでは。

棚のタイプは?

棚を置く場所を決めたら、どんなタイプの棚があるのか見てみましょう。大阪を拠点に活動するデザイナー、KAIRI EGUCHI DESIGNからはこちらの「擬態する棚」。日本の伝統である「組み木」の仕組みからインスピレーションを得たデザインの棚で、組み合わせは自由自在で、より多くのレイアウトを可能にします。シンプルなデザインで、様々な空間に合いそうですね。部屋の角でL字型にレイアウトしたり、もしくはすべて積み上げて大きな棚にしたりと、模様替えもフレキシブルに行え便利です。

棚の色は?

棚の色選びも重要なポイント。例えば木の色とひとことに言ってもベージュのように明るい色からダークブラウンまで様々なトーンがあります。もう家のインテリアが出来上がっている場合はそれに合わせ選ぶのが良いですね。もしまだ部屋のインテリアが決まっていない場合は、どのような雰囲気を演出したいかを明確に描き、それに沿って棚を選びましょう。株式会社3RDが設計を手掛けたこちらのお住まいは、フローリングの床が気持ち良さそうです。棚は遊び心のあるデザインですが、もう一つの家具のベッドやフローリングの色とも調和しています。

棚のデザインやスタイルは?

色が決まったら、棚のデザインやスタイルを選びましょう。その際ももちろん家のインテリアに合わせて、選ぶのがいいでしょう。かといって家全たいのスタイルを統一する必要はありません。空間ごとにインテリアのスタイルを変えても良いわけですから、例えば地中海スタイルのリビングであっても、スッキリさせたい廊下はミニマルでも良いわけです。こちらの棚は折りたたみ可能なラック。上段の棚板には洋服が掛けられ、中段・下段の棚板には雑誌や靴などのが収納でき、収納力も抜群です。脚の白い部分にはゴム塗料で加工がなされており、床を傷つけることなく設置できます。

棚のサイズは?

これはどの家具にも言えることですが、棚を購入前に絶対にチェックしなくてはならないのはサイズ。置く場所が決まった時点で、一度どのくらいのサイズのものが置けるのか、測定しておく必要があります。サイズを測っておけば、買い物は半分終わったも同然。後の作業もスムーズに進みます。

棚を置いてみる

購入後は前もって選んでおいた位置に置いてみて、一度収納をしてみましょう。こちらの積み箱棚のような棚ですと、箱の位置を変えてみたり、色を揃えてみたりと色々楽しめそうですね。もしインテリアにしっくりしっくりこなければ、中身を一度全て出し、上段の棚板のものを下段のものと入れ替えてみるのもお勧めです。大きい棚に詰めすぎると部屋のサイズによっては圧迫感が出る場合があるので、その場合は一段は展示用にするとか、色々アレンジしてみましょう。

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