敷地があるのは長野県、浅間山噴火の時に飛んできたとされる『岩』が敷地に残る自然を身近に感じることのできるロケーションです。正面から見る本住宅は台形の大小二つのヴォリュームが寄り添うようなシンプルながらも温かみを感じるフォルム。緑のある周辺環境と澄み切った青い空を背景にエッジの効いた屋根がスッキリと堂々とした印象にも感じることができます。
ダイニング、リビングスペースを見渡すと、大きな開口とお庭に面した明るく気持ちのいい空間。天井や柱、フロアに開口サッシまで木素材の温もりを感じられるインテリアがホッと落ち着ける居場所に。掘りごたつのリビングは畳の香りとぬくもりに包まれ、ほっこり寛ぐには最高ですよね。三世代家族の集まる場所には「〈I〉居心地の良い、〈W〉和、笑い、〈A〉集る、明るい」という要素が欠かせないのかもしれませんね。
ダイニングから流れるキッチンまでの導線は一直線でシンプルに。オープンスタイルのキッチンながら木素材の統一感あるインテリアで温かみを感じる空間です。キッチンから連続する壁面カウンターには収納スペースも。三世代8人で住まう住空間ながらスッキリとナチュラルインテリアを愉しむことができます。
二階の個室には立体的な間仕切り二段ベット家具がスッキリと収まる空間。勾配天井の開放的な空間がスッキリとして見えるのはホワイトカラーをベースにシンプルな木素材の質感と温もりの感じられるインテリアに間仕切りを兼ねた家具の収まりで無駄なく空間を活用できることかもしれません。4人のお子様の成長と共に空間をフレキシブルな活用が出来る多目的なスペースに。
お庭に出てみると近隣との距離感も程よく気持ちのいい眺めが広がります。開口に添って設けられた広いウッドテラスには太陽の陽ざしと心地のいい風を感じること出来る最高の居場所です。仕上げ材や構造材にも自然素材をふんだんに用いた本住宅、自然の流れに添うような優しくぬくもりのある住まいです。