安価で入手しやすいイケアの家具を自宅に取り入れている人も多いと思います。しかしすべてをイケアで揃えると、どこかで見たような個性のないインテリアになりがち… 。だから敢えてイケアを避けている人もいるかもしれません。しかし、シンプル&ベーシックなアイテムなら家の中の様々なシーンでそれと分からないように活用することが可能です。例えば今回紹介するシェルフユニット。四つの正方形が重なったデザインのこのシェルフ、誰もが一度は手に取ったことがあると思います。それぞれの部屋でどのように使うべきか6つのヒントを紹介します!
本棚には本しか収納してはいけないというルールはありません。リビングではこのシェルフをTVボード代わりに活用できます。下部にはプレイヤーやスピーカー、DVDやゲーム機類などを収納して。物が多い場合はぴったりサイズを合わせた木材や藤のバスケットを利用すると、よりすっきり&おしゃれな見た目になります!
とにかく本や書類が多い書斎では、シェルフを組み合わせて壁面幅いっぱいを収納に活用しましょう。シェルフは壁と同じ色を選ぶのがすっきり見せるポイントです。必要なだけ増やして組み合わせられるのがシェルフユニットの利点ですが、小さい部屋で圧迫感を感じるようなら重ねるのは四段までにしておきましょう。上部にはフォトフレームや小さな観葉植物などを置くとリラックス感もある書斎となりますよ。
シェルフはそのまま床に直置きしてもいいですが、壁面に取り付ける方法もあります。足元が空くのでその分スペースを広く見せることができますよ。幅の狭いドレッシングルームやウォークインクローゼットでも圧迫感や閉塞感を軽減できます。敢えて少しずつ間を取って設置するとその隙間をアクセサリーや靴の収納に活用できます。DIYで取り付ける場合は壁の素材や重量に十分気をつけて下さい!
こちらはドイツの建築家による住宅。
廊下にちょっとしたスペースがあるならシェルフユニットを置いて収納兼装飾として活用しましょう。単に物を詰め込むとただの収納になってしまうので、表紙が美しい写真集やアートブックなどを面出しして置いたり、キャンドルやフォトフレームなどと組み合わせる、鏡を中心に生花や照明を置いて左右対称のディスプレイを作るなど、魅せるインテリアを意識して作ってみましょう。イケアのシェルフはシンプル&ベーシックなのでどんなスタイルにも馴染みます!
子供部屋はとにかくおもちゃが溢れがち。当然、シェルフユニットとバスケットを活用しておもちゃの収納とします。さらに、シェルフの配置によって部屋を仕切れば「遊びエリア」「勉強エリア」「ベッドエリア」とひとつの部屋をいくつかにゾーニングすることが可能です。子供にとっても気持ちの切り替えができて、遊びに、勉強に集中できるはずです。