一人暮らしでもベッドにはこだわろう

Aya F. Aya F.
homify Rustic style nursery/kids room
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一人暮らしを始める方にとって、家具選びは引っ越しへの第一歩。ライフスタイルによって必要な家具は変わってきますが、大抵の方が必要とするのがベッドなのではないでしょうか。値段やデザインで選びがちですが、やはり寝心地はとても大切。今回は、ひとり暮らしのためのベッド選びと題し、空間やコストなどの条件を考えた家具選びについて考えます。睡眠の質と翌日のパフォーマンスには、密接な関わりがあるもの。健康な毎日のために体に合ったものを選びたいですね。

一人暮らしこそベッドは上手に選びたい

一人暮らしをするときの状況は人それぞれ。とはいえ、学生や単身赴任の間だけ、など短めのスパンのために家具を選ぼうとすると、どうしても価格が重視されがちです。その気持ちはわかりますが、ベッドだけは体に合ったものを選んでください。硬すぎたり柔らかすぎたりすると、疲れを取るための睡眠なのに、逆に疲れてしまうことも。ちなみに、フレームデザインで選ばれる方も多いかもしれませんが、寝心地を左右するのはマットレス。ぜひお店でいろんな硬さのものを試してから決めてみてください。

収納付きで賢く

体に合ったマットレスが見つかったら、フレームをどうするか考えたいところ。一人暮らしのコンパクトサイズの部屋には、ロフトベッドを取り入れて空間の有効活用を、と考えられる方も多いかもしれませんが、天井が低めの部屋などでは、寝ているときに圧迫感を感じてしまうかも?!そんなに高さがなくてもいいけれど、少しベッド下に収納ができたら、と思われるのであれば、こちらのように少し底上げされたデザインのものを選ぶと、すっきり片付いて、寝るときも天井が近すぎずよさそうですね。

インテリアに変化を付けるならテキスタイルで

すでに家具はそろっているけれど、インテリアに手を加えてみたい、と思われるのであれば、一番手軽な方法は、テキスタイルにアレンジを加えることです。今まで単色のベッドリネンを使っていたのであれば、色を加えることでぐっと変化が生まれます。例えばこちらのようにモスグリーンの柄入りのクッションカバーを取り入れてみると、優しくかわいらしい雰囲気に。他の小物も同系色で揃えると、よりスタイリッシュな印象になりますね。

省スペースにはソファベッド

小さな一人暮らしのワンルームでは、限られた空間をなるべく広く感じられるようにカスタマイズしたいもの。そんな部屋におすすめなのが、ソファベッドです。日中はソファとしてくつろぎのスペースとして利用し、夜には寝台としてセッティング。デザインによってマットレスの広がる方向が異なるため、ベッドに展開しても、他の家具が邪魔にならないようなものを選ぶこともポイントです。また、来客用としてリビングのソファをこうしたデザインのものにしてみるというのもよさそうですね。

ゆったりくつろげる空間づくりを

寝室とLDK空間が分かれたお部屋であれば、インテリアに変化を付けてみるのもいいですね。こちらは名古屋の建築士・ソフトデザイン1級建築士事務所の手がけたお宅の寝室です。一人暮らしの部屋ではないのですが、優しい気持ちになれるピンクの壁にヨーロピアンテイストのインテリアの空間は、本当にお気に入りの物で作り上げたという雰囲気が強く伝わります。質の良い睡眠のためには、テレビやスマートフォンなどの電磁波を発するものを持ち込まないことも大切。こちらのようなお部屋ならば、就寝前には読書が似合いそうですね。

収納タイプでオンとオフを

ベッドは、小さくても約1メートル×2メートルの面積を占めてしまう大きな家具。部屋が狭いからといって小さなものを選ぶと、ゆっくり体が休まらないため、サイズはなるべく妥協しないように選びたいところ。でもワンルームなどではそんな大きなベッドが一つあると、他に物が置けない、ということにもなりそうですね。そんな物件では、例えばこちらのような出し入れ可能なベッドはいかがですか?使わないときには跳ね上げて収納すると、クローゼットのような家具が壁に沿って置かれている状態になります。生活にもオンとオフのメリハリがつきそうですね。

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