個性的なフォルムと窓に注目!モダンでお洒落な「内開きの家」

K.Yokoyama K.Yokoyama
「内開きの家」, MA設計室 MA設計室 Modern houses
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今回ご紹介するのは、オフィスと2世帯住宅が組み合わされた、モダンでお洒落なデザインの住まいです。手掛けたのは、名古屋を拠点に活動するMA設計室で、「内開きの家」と名付けられています。個性的なフォルムに窓の位置や形が特徴的なこの住まい、室内は一体どんな様子なのでしょうか?さっそく詳しく見ていきましょう!

家の輪郭と開口が個性的な外観

こちらは北側の道路側から見たファサードの様子です。個性的な輪郭を持った黒いボディとコンクリートの塀が組み合わさったモノトーン調のモダンなデザインをしています。小さな窓がお洒落に並べられていたり、住まいの輪郭に合わせたかのようなユニークな形の開口があったりと、開口部の位置や形に工夫が見られ、住まいのデザインにアクセントを加えています。正面のコンクリートの壁部分は自転車置場となっています。

オフィスと2世帯住宅の組み合わせ

少し角度を変えて東北側からのぞむ家の外観です。個性的な印象は同じですが、北側からの眺めとはずいぶんとまた雰囲気が違って見えるのが不思議ですね。こちら側は、黒の建物に正方形の小窓が一列に続く、シックなデザインが特徴的となっています。住まい全体は、1階東側はオフィス、北側に玄関があり、南側に親世帯の住居があるというオフィス+2世帯住宅を組み合わせた構成。住まいはコの字型にレイアウトされ、内側に向かって大きな開口があり、光と風を感じられる開放感ある住宅プランとなっています。

落ち着いた玄関ホール

暗めの色でまとめられた落ち着いた雰囲気の玄関ホールの様子です。玄関のドアは丈夫なスチール製。ドアの周りにはめ込まれたガラスから、光が優しく差し込み、エントランスホールに明るさをもたらしています。床のタイルは、温かみのあるハンドメイドのタイルを使用。深い色味がシックなシューズボックスは、オーダーメイドで制作されました。玄関のドアを入ってすぐの右側には扉があり、そこはシューズクロークとなっています。

大きい開口で明るいリビング

長方形の大部屋にレイアウトされたリビングダイニングキッチンの様子です。右側には大きい開口を設けることで、たくさんの光を室内に取り込み、明るく快適な雰囲気。さらにその大きい窓の向こうには、デッキテラスが広がっています。深みのある木のフローリングに造り付けのテレビ台やキッチン、収納棚のカウンターが直線的に配置され、ナチュラルで温かみがありながらも、スッキリとした印象のLDKとなっています。内側に向かって大きく開口を取ったこの住まいは、明るく開放的で、外から住まいを見た印象とはガラリと変わりますね。他人の目を気にせずに、家族みんながのびのびと快適に過ごすのには最適な作りをしていると言えるでしょう。

コミュニケーションの生まれるキッチン

オーダーメイドされたオープン型のキッチンの様子です。キッチンでの会話も弾みそうな、コミュニケーションの取りやすい印象のレイアウトです。料理をしているお母さんを子供がすすんでお手伝いをしてくれる、そんなシチュエーションがとても似合います。キッチンの後ろの壁側には、カウンターと引き出し式の棚があり収納力も抜群。奥の扉はパントリーとなっています。

味わいのあるふすまが素敵な和室

客間として利用されている和室の様子です。ふすまには伝統的で上品な味わいのある美濃和紙を使用。畳は、縁なしのものを半畳市松敷きとしており、モダンでお洒落な印象となっています。この癒される雰囲気の和室なら、通されたお客様も心が和み、きっとリラックスして時間を過ごすことが出来るでしょう。

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