子供部屋のデコレーションは?

Y. Y. Y. Y.
Highchair for Kids , Nojima Design Office Nojima Design Office Modern nursery/kids room
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新しい家族の一員を迎え入れるために、一つの部屋を準備するというのは、考えるだけでもワクワクしますね。今回は安心して子育てを楽しめるような、子供部屋のインテリアのポイントをご紹介します。子供部屋をどんな風にデコレーションするか、あれこれ楽しみながら準備を進めていきましょう。

スペースは?

まずはじめに決めるのは、家のどのスペースを子供部屋にあてるかということ。理想は、家のどこの部屋からでも子供の様子がわかるような、そんな位置にある部屋です。特に乳児の頃は眠っていることが多いので、一人でベッドに置いておくこともしょっちゅうです。泣き声が聞こえたらすぐに気づいて駆けつけられるようにしておくと安心ですね。もし、そういうスペースが子供のために確保できない場合や、離れた部屋で作業をしなければならない場合は、ベビーモニターなどのアイテムが便利です。

適切な家具

子供用の家具は、可愛らしいものが色々出回っていますが、一番大切なのは安全性と使いやすさです。NOJIMA DESIGN OFFICEがデザインを手がけたこちらのハイチェアは、角がなく、コロンとした形が子供に優しいデザイン。お座りができるようになったら、使ってみたい椅子ですね。幼児の頃は歩けるようになってもまだまだ不安定で、バランスを崩し転んだり、何かの調子に頭をぶつけてしまうこともしばしばあります。そんな時、こんな風に尖った角のない家具だと安心です。お洒落なデザインで、部屋のデコレーションとしても最適です。

写真:堀越 圭晋

チェンジングテーブル

おむつ換えのためのチェンジングテーブルは、親が作業しやすい高さに合わせて作ってあるので、腰をかがめたりすることもなく、あるととても楽です。また、おむつ換えだけでなく、入浴後の着替えや、肌のお手入の際などにも使えます。しかし、寝返りを打つころからは、高い位置でおむつ替えをすると危なくなってきますので、実際にチェンジングテーブルを使用できる期間は半年ほどに限られています。ですからわざわざチェンジングテーブルそのものを買わなくても、このように適当な高さの箪笥の上などに簡易式のおむつ替えスペースを作ってしまっても良いでしょう。

ベビーベッド

赤ちゃんの部屋のデコレーションと言えば、小さなベッドの上にモービルが吊るしてあるイメージですね。しかしそんなデコレーションもほんの一時のこと。子供部屋というのは、子供の成長に合わせて変わっていくものです。それはベッドにも言えることで、生まれたての赤ちゃんと、歩けるようになった1歳児のベッドも違ってきます。こちらのベッドは高さが変えられるタイプのもの。乳児の頃はマットレスをこの高さで使い、つかまり立ちができるようになったら、マットレスの部分を低い位置に下げることができます。乳児と幼児でも必要な家具は違ってくるので、子供の成長に合わせて変えられるような、フレキシブルな家具を選ぶと便利です。

観葉植物は?

観葉植物は、部屋のデコレーションとしては素敵なのですが、小さい子供の部屋にはお勧めしません。子供は好奇心旺盛ですし、なんでも口に入れてしまう時期もあります。誤って土や植物を口に入れてしまったら大変です。それに植木鉢などが倒れる心配もあります。また、土で遊んでお部屋がそこら中土だらけという事態になることも。余計な心配をしなくていいように、子供が届くところには植木鉢は置かないほうが良いでしょう。もしどうしても置きたいという場合には、エアプランツなど、土のいらない植物を子供の手の届かない位置に置くのをお勧めします。

リノベーションには余裕を持って

子供が生まれる間際などのリノベーションは避けたほうが賢明です。出産予定日はあくまでも予定日であって、通常は実際の日にちとはズレがあることのほうが多いです。それに、リノベーションが期日通り終わるとは限りませんし、その後の引越しもあります。リノベーションされる場合には、時間に余裕を持って計画されると良いでしょう。

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