クローゼットに上手に布団収納するには?

A.Imamura A.Imamura
Vestidores y Closets de Ensueño , Interioriza Interioriza Classic style dressing room
Loading admin actions …

布団収納はクローゼットではなく、本来は押入れが最適ですが、現代的な日本の住まいでは洋服を収めるスペースでの片づけが多くなってきているのはないでしょうか?押入れとは異なるスマートな片づけ方法を学んでみましょう。今回は、クローゼットに上手に布団収納するアイデアをご紹介していきます。

クローゼット大容量で布団収納も楽々

クローゼットは衣類を収め、一方押入れは寝具などの布団収納に適しています。想定されている収納物が異なるので、当然寸法も異なります。クローゼット程スリム、そして大容量で布団収納も楽々できるような場所はないでしょうか?例えば、こちらは一級建築士事務所CO-DESIGNSTUDIOが手がける床下スペース。小上がり床の下に引き出して収められるスペースを設けることで、すっきりと片付けることができ取り出しやすさも抜群です。

こちらでは併せて「クローゼット?それとも押入れ?上手な収納方法!」を紹介しています。

撮影:金田 幸三

クローゼットを透明ボックスで作って布団収納スペースを確保

クローゼットを自分で作成する場合は、布団収納の際の奥行を計算しておくと便利ですね。例えば、こちらのように透明ボックスなどの整理棚を使ってクローゼットの中を上下に分けます。横の収納スペースを作れば、押入れのように使うこともできます。また上下で別けて、季節の寝具を収めておくスペースをつくってもいいでしょう。

分割すると便利

寝具やスーツケースなどの普段使わない大型のアイテムは、収納スペースを上手に分割することでしっかりおさめることができます。衣装用のクローゼットは、できるだけ高さのあるものでスペースの分割が上手にできるものを選ぶと良いでしょ。追加の棚や段差の高さの変えられるタイプであるとより便利ですよ。

メインカラーと統一感を出して

オープンシェルフタイプやウォークインなどは、基本何がしまってるのか見えるので片づけ方によってはごちゃごちゃとした印象に見えてしまうこともしばしば。特に季節ものの寝具を収める際は、寝具ケースをメインカラーの色味に合わせると収めた時の印象がスッキリとします。こちらは全体的にダークカラーのウォークイン。使用しないクッションや座布団も色味をダークトーンに馴染むブラウンを選んであるので、シェルフに片づけた際も視覚的に馴染んでいますね。

カビ・湿気対策にすのこ

押入れでもクローゼットでも、寝具を収納する時に必ず気を付けたいのが、湿気です。閉めきったスペースは風通しが悪く、湿気がこもりやすいのが難点。また湿度の高い日本の住宅事情では、特に寝具は湿気でカビてしまう心配もあります。例えば、下段などに空気が通るようすのこを配置して寝具を収めるなどの工夫、除湿剤や防虫剤を一緒に使用する様に心がけましょう。 

衣装ケースの併用と色合わせ

こちらはシングルの寝具がぴったり収まるスペースを確保し、見た目にもすっきりと収められた例。ポイントは、寝具の奥行きと横幅の確保、衣装ケースを併用して有効にスペースを使いながら取り出し易い高さを維持している点、そして何よりも寝具カラーやスペースの色に合わせた衣装ケースの統一感です。スペースがごちゃごちゃとしていては、収めたい寝具も収めづらくなります。一度、収納スペースの視覚的な整理をしてみるのも大切なポイントです。

▶homifyで建築家を探してみませんか?無料で使える募集ページで見つけましょう!◀   

理想の建築家を見つけるための建築家募集ページ

 ◎homifyは住まいに興味を持つ人のためのウェブサイトです。ぜひ活用してください!◎  

※ 様々な機能を活用しよう!homifyの活用法6選!

Need help with your home project?
Get in touch!

Highlights from our magazine