自由な発想が面白い、20坪の平屋

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20坪の家はどのぐらいだか想像つきますか?スタンダードの2LDKのマンションが床面積で17〜18坪ぐらい、と聞くと結構広いと感じるのではないでしょうか?ただし、これはマンションの広さのイメージ。これが20坪の平屋となるとまた話が違い、外から見た印象はそれほど大きくは感じません。それでは実際に20坪の平屋がどんな家なのか、そしてどんな20坪の間取りが可能になるのかご紹介していきます。

インパクトのある20坪の家

V字の形に浮いた屋根が強いインパクトを与えるこちらの20坪の家、その名も「バタフライハウス」といいます。施主の「将来の高齢化に備えた家」という要望を考慮してこの住宅を設計したのは土居建築工房です。限られた20坪の間取りであるにもかかわらず、内部は広々とした空間が広がっています。周りの自然にとけ込むように建つこの家ですが、環境に優しい設備を取り入れるなどして、外見だけでなく内部も自然と共存して暮らす意図が見られます。


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平屋建ての喫茶店

こちらは独特な外観が気になる木造平屋建ての喫茶店の建物です。夜間になると内側から漏れる光が大きな照明器具のようにあたりを照らします。もちろん客席に座りコーヒーを飲みながら周りの景色を楽しむこともできます。自然の中にひっそりと建つ姿は、間違いなくこの地域の人たちに好感をもたれることでしょう。


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トラックで運ばれる20坪の家

こちらの写真の20坪の家は、トラック何台かで指定した場所にパーツを運んで3~5日で組み立ててしまうというものです。をプロダクト製品として提供しているのはデンマークのデザイン会社VIPPです。これほど簡単に建築できるに加え、内装はとても高級感がありスタイリッシュにまとめられています。もしかしたら近い未来、これが新しい家の形になるのかもしれません。


【住まいづくりついては、こちらの記事でも紹介しています】

 住んでみたい!お勧めの平屋10選!

廃墟の中の平屋

こちらの住宅はスペインから。石積みの塀だけが残った廃墟をそのままにして、その中にすっぽりと新しい家を建てました。借景効果もあり、かなり印象的な外観です。インテリアはいたってシンプルです。20坪の間取りは、廊下を設けず各部屋にはリビングルームから直接出入りします。そのドアは吊り式の引き戸にして、壁も天井までいかずドアの高さに抑えているため、全てが繋がるとても開放的な空間になりました。

コンパクトで豊かな暮らし方の理想形

こちらの20坪の家は、延べ面積20坪強の平屋の家。小さな住宅には必要最小限の機能がコンパクトにデザインされています。道路からのプライバシーを守るため、ガレージから90cm床を持ち上げたリビングの窓からは田園風景が広がり、平屋でも安心して大きな開口部からの眺めを楽しむことができます。スキップフロアで緩やかに区切るリビングと寝室は適度な距離があり、小さいながらも快適で豊かな暮らし方を提案してくれる20坪の間取りです。

趣味を楽しむ平屋

こちらの20坪の間取りは、玄関をくぐると天井の登り梁がリズミカルに壁や窓と調和した心地よい空間が広がります。アイランドキッチンのある家族が集うLDKを中心に、家族それぞれが自由に趣味を楽しめる場所がスキップフロアを利用して緩やかに区切られ配置されています。木の質感が特徴的な片流れの高い天井がコンパクトな住まいの間取りを穏やかに繋げ心地よい空間を演出しています。


【平屋については、こちらの記事でも紹介しています】

※ 平屋の魅力まとめ6選

※ 知っておきたい平屋のメリット・デメリット!

安らげる20坪の家

こちらは家族4人のための21坪の平屋住宅です。20坪の間取りは、リビングに小上がりを作り高さに変化を付けることで間仕切りを極力減らした空間がつくられています。平屋間取りの20坪は限られた広さですが、できるだけ空間を仕切らないことで暮らし方の多様性を広げます。平屋間取りの20坪のコンパクトさをメリットにしながらも開放感のあるフレキシブルな住空間が作られています。

モバイルな平屋間取りの20坪

ドイツのCOODOという会社が提案しているモバイルな住空間がこちらです。写真は横11m、奥行き6m、高さ3mの言ってみれば「20坪の平屋」です。この他にも奥行きが3mのものと9mの物があり組み合わせによって2階建てもできます。まさに新しいコンテナハウスですね。用途も住宅だけではなくオフィスやリゾートのコテージ、または商業空間など様々なアイデアが広がります。

四角い窓が印象的な平屋

住宅ではありませんが、こちらも平屋間取りの20坪。この建物の設計を手掛けたのは福岡を拠点に活躍するアルテクトデザインです。外壁の色のコントラストが印象的なうえ、ちりばめられた四角の窓が人々の興味を引き付けます。医療関係の用途を持つ建物ですが、この窓から入る光が受付や待合室のアクセントにもなっています。これだけ個性的なファサードを持つ建物だと、この地域のシンボル的な存在にもなり得ます。

写真: Y.Mizoguchi

パノラマを楽しむ平屋間取りの20坪

こちらの住宅も平屋間取りの20坪です。造作の細部にまで気配りされた、暮らしやすさが一目でわかる家です。北海道という寒さの厳しい土地柄、薪ストウブはとても重要な存在ですが、家の真ん中に置かれた姿がなんだか強い安心感を与えてくれます。そして、15m弱ある家の長手方向の片側はすべてガラス窓になっていますので外に広がる雄大な景色がパノラマで楽しむことができます。一部をロフトにして平屋間取りの20坪を100パーセント使いきった住宅です。

20坪間取りのリゾートホテル

こちらの写真は韓国にあるコテージ型リゾートホテルです。20坪ほどの広々とした空間が滞在時間をぜいたくな気分にさせてくれます。水着のままプールに行くこともできますし、遊んだあとは外から直接シャワー室に行くこともできます。そして、それぞれに外部からの視線を遮った小さな庭もあるのでリラックスしながら過ごせます。このようにリゾート地では平屋の良さが十分発揮できますね。そして、ここはホテルですがこの建物を都市に集合住宅として置き換えて想像しても面白いデザインになるのではないでしょうか?

程よい距離感を作る平屋

こちらの平屋のリビングダイニングにも快適な住空間ののためのアイデアが見られます。20坪の平屋住宅で採光のために大きな開口をとるとやはり外部からの視線が気になります。ここでは縁側に可動式のスクリーンを掛けることによって採光を妨げることなく外部との程よい距離感を作りました。さらに、この光の効果で小上がりの和室へ続くリビングの趣が優しくなりました。


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