お部屋にアートを飾ろう!額縁でアップグレードさせる方法

Aya F. Aya F.
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素敵な家具でパーフェクトなインテリアを作り上げても、やはり壁が空っぽではちょっと寂しいもの。お気に入りの絵や写真、ポスターなどを見つけて飾ってみてはいかがですか?無造作にマスキングテープなどで壁に直接貼っていくのも個性的で素敵ですが、額縁に入れるとちょっと格調高くなります。今回は額装するときに気を付けたいことをまとめてみました。

写真やアートワークを選ぶ

まずは壁に飾りたい作品を探しましょう。お部屋のインテリアに合わせたり、思い出のポストカードであったり、好きな作家のポスターでもいいですね。飾りたいスペースにはまる大きさであることも選ぶうえで大切です。複数のアートワークをアレンジするのもとても素敵です。その時はお互いがケンカしないよう、調和がとれるように選んでみてください。この選択次第でオリジナルなリビングにもクラシカルな寝室にもピッタリのデコレーションになります。

サイズを考える

選んだ写真や作品を額縁に入れるとき、まず考えなければいけないのは額縁のサイズ。小さな作品を大き目の額に入れることもありますし、作品がちょうどはまるサイズの額に入れることももちろん可能。額の縁が幅広なものも、その逆もありますが、作品とのバランスを考えて選びましょう。

マットと額縁の選択

額装をするにあたり必ずついてくるのが、作品をどう見せるかという問題です。往々にして、額装するときにはマットを使用します。これは作品とフロントパネルとを接触させないため、つまり結露などによって作品とフロントパネルが貼りつくのを防ぐためにも大事なのですが、マットの有無で額縁に入れたときの作品の印象がずいぶんと変わってきます。マットの色も表面の質感も種類がいろいろとありますので、額縁と作品との相性も加味して選んでみるとオリジナリティー溢れる額装になります。

マットに固定する

マットに作品を固定することは、額の中でアートワークが動かないようにするために大切なプロセスです。シンプルな方法としては、上に重ねるマットの裏側に張り付ける方法。作品を直接テープで貼って固定するか、作品に接着テープがつかないようにフォトコーナーなどで四隅を固定するのが一般的です。額の厚みに余裕があるようであれば、マットを二枚重ねにして下のマットに固定してサンドウィッチ状にすると、よりしっかりと固定されるため、額の中で作品がずれることがなくなります。

フロントパネルはガラス?プラスティック?

額縁を選ぶときに気になるのは、フロントパネルの素材。ガラスかアクリル樹脂などのプラスティックの板が用いられていますが、どちらもメリットデメリットがあります。ガラスは掃除がしやすくゆがみも出にくいのですが、額のサイズが大きくなると重くなり、また割れやすいので、地震対策を考えるならば向いていません。プラスティック製のパネルの場合はガラスよりも軽いので割れる心配はないのですが、ゆがみも出やすく静電気を帯びると埃がつきやすくなったり、掃除も気を付けなければ表面に傷がつきやすかったり塩化ビニール製のものであれば経年劣化による変色が起こったりします。こうしたことを踏まえて選んでみてください。

額装してみよう

上記のことを踏まえて額装してみましょう。額縁、マットの種類、色などによって作品がずいぶんと違った表情を見せてくれることに驚かれることも多いのでは?額縁は人間でたとえるならば作品にとっての洋服みたいなもの。ミスマッチさが魅力になることもありますが、作品そのものを引き立てたいのであれば、色や形、マットのカットなどにも気を付けたいですね。額装が完成したら、壁に掛けるもよし、立てかける形で展示するもよし。こちらは有限会社横田満康建築研究所によるお宅ですが、白と黒の額がシンプルな作品をさりげなく引き立てていて素敵ですね。

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