不快な悪臭を絶つ!悪臭の無い心地良い家の作り方!

Casa Campo / Ateliê - Vale das Videiras, Carlos Salles Arquitetura e Interiores Carlos Salles Arquitetura e Interiores Modern kitchen
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心地良い住まいには、心地良い空間が必要です。ただしそれは美しいスペースや明るさのように視覚的なものばかりではありません。素敵な香りが感じられる家であれば、落ち着いて時間を過ごすことができるでしょう。つまり、どれだけ美しい家だとしても、不快な匂いが漂う家では、心地良く時間を過ごすことができないのです。ですが、家について考えると、まずは視覚的なことが思い浮かび、匂いについてまで考えることは少ないかもしれません。そこで今回紹介したいのは、悪臭が家の中に漂わないようにする方法について。気分が悪くなることのない心地良い住まいを作ってみましょう!

空気の流れを考える

不快な匂いの多くはキッチンから生まれます。食事の匂いも家じゅうに広がってしまうと、気分が悪くなってしまいます。その原因は食事の匂いが外に出ることなく、家の中に向かってしまうことです。重要なのは空気の流れを考え、キッチンから生まれた匂いが、外へと向かうようにしなくてはいけません。換気扇で匂いを外へと流す、もしくは窓を開けて、外へと匂いを外へと逃がすことを常に考えてみましょう。

ゴミから水分を取り除く

夏場になるとゴミが腐敗して不快な匂いを発生させます。そのため腐敗を抑えれば、悪臭を抑えることができます。そこで役に立つのは新聞紙。食品などが腐敗する際に、食品中に含まれる微生物の腐敗菌が増殖して悪臭を生み出します。ただし、それらの活動に必要となるのは水分。そのためゴミに水分を与えないことで悪臭の発生を抑えることができます。水分を減らすために役に立つのは、身近にあるものが役立ちます。それは新聞紙。できる限り水気を取り除いたゴミを新聞紙にくるめば、新聞紙が残った水分を吸収してくれます。そうすれば、ゴミの匂いに悩まされることはありません。

自然素材で防臭効果

新聞紙がゴミから水分を奪うことで悪臭を取り除くことができますが、他にも匂いを抑える身近な素材があります。それは酢です。寿司などに使われていることからわかるように、酢には抗菌防腐作用があります。そんな酢の機能を利用して、ゴミ箱に酢を振りかけてみましょう。スプレーや霧吹きに、水と酢を一対一で混ぜて、ゴミ箱に数回吹きかけます。そうすれば、酢が持つ防腐作用によって、ゴミの腐敗を防くことができ、悪臭の発生を抑えることができるでしょう。

生ごみを土に返す

家にある生ゴミですが、それをゴミ箱に入れたままにせずに自宅で処理することもできます。そうすれば、ゴミ箱に入れて、ゴミ収集を待つことはなく、それによって悪臭の発生を防ぐことができます。分解されるような生ゴミなら、肥料へと変えることができ、無駄なゴミを出すことなく、環境保護にも繋がります。土で生ゴミの分解をするなら、小さく刻んでおくと、早く分解されることになります。また土とよく混ぜ合わせることも重要です。土を被せれば、匂いの発生を防ぐことができますが、気になる人は消臭作用のある炭を使うのも手です。特にもみの炭のような小さな炭がお勧めです。

悪臭の原因となる汚れを防ぐ

匂いを発生させるのはゴミばかりではありません。キッチンは毎日使うため汚れやすい場所ですが、その汚れが悪臭を発生することになります。特にシンクや流しなどは、汚れやすく不快な匂いが生まれがち。そこで役立つのはクエン酸や重曹。汚れが気になるところに重曹、そしてクエン酸を振りかけます。そこに水をかけて、そして浮いた汚れが流し落とします。二つの素材の消臭・抗菌作用で悪臭を防ぐことができます。ただしクエン酸と塩素系の潜在は絶対に併用しないこと。塩素ガスが発生して大変危険なので、気を付けて使用して下さい。

頻繁に掃除する

もちろん、生ゴミの処理や掃除、そして空気の通り道を考えるだけでは不十分でしょう。毎日の生活でゴミを増やさないように心掛け、そして常に清潔に保つことが重要です。そのため不可欠なのは頻繁な掃除。こまめにゴミを片付けていれば、悪臭の発生するものそのものを家に置かないことに繋がります。そのためにも日々の整頓、そして清掃を怠ってはいけません。こうした小さな努力が、心地良い住まいを生み出すことに繋がるのです。

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