新しく二人で生活を始めるベッドルームのデコレーション

林 直樹 林 直樹
Casa Caritas No.58, ARQUIPLAN ARQUIPLAN Modern style bedroom
Loading admin actions …

新しく生活を始める二人にとって寝室は最も重要な場所。お互いの睡眠の時間を尊重する場所でありながら、関係を深める場所でもあります。そしてとてもプライベートな部分が見えてくる場所でもあります。もしこれから家をつくるということであれば寝室はお互いに妥協がないように話し合うべきですが、そのデコレーションのポイントについてご紹介します。

居心地の良い快適なベッド

まず最初に検討するべきは、居心地の良いベッドです。居心地のいいベッドとはなんでしょうか。まずはサイズ。やはり小さすぎるものは窮屈になり、疲れを癒す場所としてはオススメできませんが、大きすぎるのも寂しいものです。部屋のサイズ感にもよりますが、二人でゆっくり寝られるサイズを探しましょう。また人によってマットレスの硬さの好みも異なります。これに関しては、やはり実際にインテリアショップに行って確認してから購入することをオススメします。他にも収納を考えると下に引き出しがあるものやベッドボードがあるものなど様々な観点から相談する方がベターです。

ラグジュアリーなリネン

理念は直接肌に触れる場所です。やはりその質感にはこだわりたいですが、やはり好みもまちまち。オススメの方法は頻繁に選択することを見越して、同じものを買い込んでおく方がいいかもしれません。それから色はインテリアの印象を左右するとともに、汚れが目立ちやすい/目立ちにくいなどがありますので、慎重に選んでください。それからまくらカバーの相性に加え、ベッドにおくクッションカバーなど、総合的に検討する方が良さそうです。

優しくロマンチックなトーンのカーテンで気分をつくる

寝室のカーテンは、空間にの雰囲気にあわせて選ぶ方が良いですが、前提としてカーテンは壁面の大きな面積を占めるので、空間デコレーションの時にメインとなることに注意しましょう。やはり二人の時間を演出することを考えればロマンチックなトーンのカーテンをオススメします。とは言っても、西洋にある宮殿のお姫様の寝室みたいなガーリーなものではなく、あくまでもパートナーとの部屋となりますので、少しシャイニーで、グロッシーな質感の素材でラグジュアリーな雰囲気を演出するなど、をオススメします。写真は澤山乃莉子 DESIGN & ASSOCIATES LTD.の寝室 京都 雅Zenスタイル。

優雅な照明器具

S's HOUSE, dwarf dwarf Scandinavian style bedroom

照明は、空間の印象を左右する重要な要素であることはご存知かと思いますが、寝室の照明はプロダクトとしての照明もそうですが、明るさ、色なども関わってきます。プロダクトとしての照明はあまり主張が激しくなく、光を拡散させるタイプがオススメ。部屋全体をきちんと明るくしてしまう埋め込みタイプだと雰囲気が出ないので、その場合は光が回るこむように光の方向を遮ってみてください。ダウンライトや間接照明なども使いながら、明るすぎず、暗すぎず、そしていざという時に明るくできる照明計画を立てましょう。

お花や植物を持ち込む

寝室に植物を持ち込むことは、癒しの効果もありオススメです。寝室ではやはり大きなサイズに挑戦することをオススメします。必ず夜に使う場所なので、そのタイミングで水やりなどの世話をすれば枯れさせる心配もぐっと減るはず。もし大きいタイプは置けないということであれば、アグラオネマなどの比較的小さなものもオススメです。こちらは耐陰性に強く、直射日光に弱いという特徴がありますので、日に当たらないところに置いておけば、メンテナンスも難しくありません。植物を取り込んだ寝室の事例はこちらを参考にしてみてください。

ホームアクセサリーや絵画でデコレーション

大まかな寝室の方向性が決まったら、あとはホームアクセサリーやアートなどでデコレーションの仕上げをしましょう。寝室は寝るだけでなく、二人で語り合ったり、関係を確かめ合う場所であり、2人以外にはほとんど入ることの無い空間。二人の好みの空間を、二人で協力してつくりあげましょう。他にも寝室のアイディアがたくさんありますので、チェックしてみてください。

Need help with your home project?
Get in touch!

Highlights from our magazine